Bitcoin開発者「中本哲史」の身元がついに割れる

Bitcoin開発者「中本哲史」の身元がついに割れる

 お騒がせしている仮想通貨「Bitcoin」(ビットコイン)の発明者である、「中本哲史」(サトシ・ナカモト)の身元がついに割れた模様である。米Newsweekが、その人物のカリフォルニアの自宅を突きとめて直撃している。

 ナカモト・サトシという名前はありふれているために、捜索は困難を極めたが数カ月さまよってようやくたどり着いたそうだ。開発者は京都大教授の天才数学者・望月新一氏だと言われたこともあった。

 64歳の「ドリアン・S・ナカモト」という日本生れの日系物理学者で、「他人の手に引き渡されて、私はもう関わりがない」と答えたという。中肉中背の眼鏡をかけて、普通の格好をした普通の男性だというが、この口ぶりからして、過去には関与していたと理解できる。

 カリフォルニア州立ポリテクニック大学で物理学の学位を取得。また、米連邦航空局の職員として、セキュリティ部門に在籍していたこともある。


ビットコイン
ビットコインを時価に換算してピーク時で、表の社会のお金に直すと1000億円以上を保有する、「隠れ大富豪」である。だが、家族は中本氏がボットコインにかかわったことは知らないそうだ。

 さらに、オリジナルコードの開発の報酬として、ビットコインで4億ドル分(約410億円)がこれまでに支払われているという。

 しかし、自宅は質素な2階建て住宅で、車はベンツ、BMWなどの高級車ではなくトヨタのカローラ。趣味は鉄道マニアなのだそうだ。

 開発の背景には、国家体制や既存のシステムへの反発心があったそうで、家族にもそのことは話をしていたという。

 多くの富裕層を生み出し、一方で逮捕者や死者も出している。そして、世界各国がこの仮想通貨を巡って、法整備や規制を急ぐなど振り回されている。現在は、ビットコインとの関係を断っているとは言え、この現象をどう見ているのだろうか。

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